一人暮らしの支出で家賃の次に高いと思うのが
食費
仕方ないと思いつつも出来れば支出は少なく抑えたいものです。
そこで
一人暮らしの食費の平均はどのぐらい?
食費を節約するにはどうしたらいいの?
自炊のやり方は?
このようなことについて調べてみました。
一人暮らしの食費の平均は?
一人暮らしをしている人の1ヶ月間の食費って普通どのぐらいなのか気になりますよね。
食費の平均は2015年の総務省統計局のデータによると
40,202円です。
あ~4万円ぐらいか・・・
と思うのは早いですよ。
この金額は年齢によっても異なります。
年齢による違いは
34歳まで・・・45,345円
35歳~59歳・・・44,550円
60歳以上・・・36,378円
注目すべきは59歳以下の食費の平均額です。
約45,000円
もしあなたが20代~50代であれば一人暮らしの食費の平均額は約45,000円ということになります。
しかし食費の平均よりも重要なのは1ヶ月の収入に占める食費の割合の方です。
仮に1ヶ月分の収入が10万円と30万円では同じ食費4万5千円でも当然割合が異なります。
10万円に占める4万5千円の食費→45%
30万円に占める4万5千円の食費→15%
では一人暮らしでは食費はどのぐらいの割合が適切なのでしょう。
一人暮らしで1ヶ月の収入における理想的な食費の割合は、およそ18%になります。
手取りが25万円であれば、その18%が4万5千円という計算になります。
一人暮らしの食費を節約するには?
現在の手取りが25万円もなかったり、他の支払いがあって食費に4万5千円も使いたくないということもあると思います。
そうなると節約の必要がありますよね。
食費を節約するなら自炊をすることです。
そのポイントは3つあります。
・1ヶ月分の食費の目標を決めること
・買い物の仕方を工夫すること
・飽きないようにメニューを増やすこと
1ヶ月分の食費はいくらに設定すればいい?
まず1ヵ月分の食費の目標を決めることが先決です。
節約できないのは以下のようなケースです。
目標がなく、なんとなく節約する
→ 途中で節約しない日もあり、結果節約できない
初めから無謀な金額設定にする
→ 毎日空腹でストレスがたまる
→ 栄養バランスも悪い
このようになるとせっかくの節約生活も長続きしません。
まずは無理のない範囲の目標金額を決めることが大事です。
最初は3万5千円ぐらいを目安にするのがいいでしょう。
それをクリアできたら目標金額を少しづつ下げて希望する金額に近づけていくといいでしょう。
食費を節約する買い物のコツは?
食費を節約するには買い物も工夫しないといけません。
この買い物でお金が出ていくわけですから前よりも慎重に行動しましょう。
コンビニでは買わない
コンビニは便利ですよね。
なぜかというと?
- 品揃えが充実している
- 自宅や会社や最寄駅から近い
- 24時間営業している
- 公共料金の支払いができる
- ATMで引き出しができる
他にもありますが、およそこのような理由ですよね。
いいことばかりです。
だから入れば欲しいものがあり、必要なくてもつい衝動買いしてしまうのもわかります。
しかし節約するならコンビニは不向きです。
それは
値段が割高!
だからです。
節約するならコンビニには立ち寄らないぐらいの方がいいでしょう。
※公共料金の支払いもコンビニ支払いではなく口座引き落としにしておいた方がいいですね。
スーパーでは特売品を狙う
同じ買うなら1円でも安い方がお得ですのでコンビニよりもスーパーで買い物をするようにします。
ただスーパーでも特に狙うのは特売品です。
日替わり品などはかなりお買い得ですからチラシは必ずチェックした方がいいでしょう。
チラシは新聞を取っていなくてもWEBで見ることができますので食品を扱っている近所のスーパーやドラッグストアなどは一通り目を通しておくのがおすすめです。
また夕方からお惣菜やお刺身などが割引になりますので帰宅時間が間に合えば狙い目です。
休日にまとめ買いしておく
特売日をチェックしても仕事が終わらずにスーパーに寄れないということもあると思います。
そのようなときは
休日に買い物を済ませておきましょう。
本当に安い日替わりの特売品は買えないかもしれませんが、それでもコンビニなどで定価で購入するよりはいくらか安く購入できます。
必要なものを予め選んでおいて休日に安い値段でまとめて購入しておくのがおすすめです。
100円ショップも利用する
近所に100円ローソンなどがあれば覗いてみましょう。100円で買える食材がいろいろあるので助かります。
中にはスーパーで買うよりもお得なものがあるかもしれません。
一人暮らしの食費を抑える自炊のやり方は?
一人暮らしの食費を節約しようとして自炊を始めるといっても、これまで自炊したことがなければ簡単ではありません。
以下のようなことで挫折してしまう可能性もあります。
仕事で疲れて帰ってきてから作るのは面倒
作れるものも限られるので飽きるし満足感がない
量がないので満腹感がない
まずこれらの問題を回避して食費の節約をしなけらばなりません。
満腹になるためには
満腹感を得るのに必要なこと、それは
ご飯を炊くことです。
おかずは簡単なものを作るか惣菜を買ってきてもいいですが、ご飯だけは炊くようにすると節約になります。
面倒にならないためには
毎日ご飯を炊くのは面倒かもしれません。
それなら休日にまとめて焚いて1食分づつ冷凍保存しておくとレンジで温めるだけで食べられ便利です。
おかずは作れるにこしたことはありませんが、スーパーの惣菜や弁当屋のおかずでもいいでしょう。
レトルトパックや冷凍食品のストックがあれば温めるだけで食べられます。
メニューを増やすには
メニューが少ないと飽きてしまいます。
たまには外食したいとなるのが普通ですので、出来る限り簡単なメニューをあらかじめ考えておいた方がいいでしょう。
カレー・シチュー
この辺りは基本野菜や肉を切って茹でるだけですので意外と簡単で栄養バランスもいいですね。
作り方はカレー粉の箱の裏に書いてあることもあります。
1度作れば翌日も食べられるのでおすすめです。
鍋物・おでん
冬は鍋で体が暖まります。鍋物なら色々な野菜が入って栄養バランスもいいし茹でるだけと簡単です。
購入した材料を2日分や3日分にわけて使えばいいですよね。
いろんな具をいれないなら簡単に作れますよね。
パスタはレトルトのソースで簡単に本格的な味が楽しめます。
うどんや蕎麦、ラーメンなら冬は暖まりますね。
夏は焼きそばや素麺でいいでしょう。
チャーハン・お茶漬け・おにぎり
白いご飯に飽きてきたらチャーハンやお茶漬け、おにぎりなどにしてみるといいでしょう。
焼きおにぎりにするというのもおすすめです。
ご飯を炊くだけでバリエーションは広がります。
冷凍食品
温めるだけの冷凍食品も安売りするときがあれば購入しておきましょう。
餃子や焼売、唐揚など冷食の定番はストックしておきたいですね。
仕事から帰ってレンジで温めるだけと便利です。
レトルト食品
丼ぶりものはレトルト食品で楽しみたいですね。
かつ丼・親子丼・中華丼・牛丼・麻婆丼と丼ぶりものだけでもこれだけいろいろあります。
またハンバーグやカレーなどおかずになるようなものも充実していますので一度売り場をゆっくり確認しておきましょう。
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あとがき
毎日節約ばかりしているとストレスもたまります。
たまには外食しても大丈夫なように計画する方が良い場合もあります。
またこれを機会に料理の勉強をしてもいいですね。
美味しい料理を安く作れるのは魅力的です。
頑張ってくださいね。