快気祝いを贈る場合の熨斗って迷いますよね。
結び切り?蝶結び?どっちがいいのでしょう。
水引きの本数って10本?5本?
表書きや名前はどう書けばいいのでしょう?
このような快気祝いののしについてご紹介します。
快気祝いのし種類は?
まずは快気祝いののしの種類についてです。
熨斗といっても普段から見る機会がないとわからないことも多いですよね。
結び切り?蝶結び?
快気祝いののしの水引について迷われる方もいるのではないでしょうか。
結び切りというと結婚祝いを思い出しますが、それ以外は一般的に蝶結びの水引を使うケースが多いと思います。
そこで快気祝いはというと結び切りの水引になります。
そもそも結び切りは水引きの両端を引っ張ってもほどけない結び方です。
ほどけないということはもう一度結び直す必要がないということで繰り返さないという意味になります。
快気祝いは病気やケガが完治してもう繰り返さないようにという願いを込めて結び切りを使います。
水引本数は何本?
水引の本数は3本、5本、7本、10本などがあります。
一般的に婚礼の場合は10本になりますが、それは両家のお祝いなので一般的な5本の水引を二重にするためです。
快気祝いの場合は5本になります。
婚礼の10本に比べると簡素に見えますが、5本というのは基本の本数になります。
快気祝いの表書きは?
快気祝いの表書きについてです。
快気祝いは送り仮名の「い」をつけず「快気祝」と書きます。
他に「快気内祝」という表書きもありますが、病気やケガが回復したような場合に贈るためおよそ同様な意味になります。
また「御見舞御礼」という表書きもあります。
これは少し意味が違います。
まだ入院が長引きそうで快気祝いは贈れないときの御見舞の御礼というお返しになります。
快気祝いの名前の書き方は?
快気祝の熨斗に書く名前の書き方についてです。
初めに確認しておきたいのが誰の名前を書くのかということです。
熨斗に書く名前は当然ですが送り主の名前になります。
快気祝であれば病気やケガになった人が御見舞に来ていただいた方などに良くなった報告や御礼の意味を込めて快気祝いを贈るわけです。
そのため熨斗に書く名前は病気やケガをした人になります。
また名前は名字だけを書くのか、フルネームで書くべきか迷われる方もいるかもしれません。
この場合の名前は一般的には名字になります。
ただ渡す相手が親戚など身内で同じ名字ばかり多いような場合はフルネームで書いても大丈夫です。
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あとがき
快気祝の熨斗についてご紹介しました。
快気祝は結び切りの熨斗を使い、水引きは5本というのが一般的です。
名前は名字を書くといいでしょう。
また、このような熨斗の書き方は家庭や地域によって部分的に異なるケースもあります。
身内の方で詳しい方がいらっしゃれば、その方の意見も伺ってみるのもいいと思います。