7月になると仕事関係の取引先や社内の人からお中元が届く方もいると思います。
お中元を受け取ったらまずはお礼をするのがマナーですね。
早速お礼状を書こうとすると
文章が思いつかない・・・
ペンを持ったところで手がとまってしまい、お礼状を出すのが遅くなってしまうという場合もあると思います。
そこで、お中元のお礼状の例文やビジネス用のはがきの書き方について調べてみました。
お中元のお礼状の書き方は?
お礼状を書くときに一番大事なことは
早く出すということです。
お礼状を書く理由としては
お中元を頂いて嬉しい
心遣いに感謝している
このような気持ちを相手に伝えることです。
そのためお礼状は早ければ早い方が相手に喜んでいる気持ちが伝わりやすいものです。
逆にお礼状を出すのが遅くなるとお中元を贈っていただいた方を心配させてしまう可能性もあります。
まだ届いていないのかも?
お気に召さなかったのかも?
そのようなことにならないためにもお礼状は早く出すことがマナーといえます。
遅くなったとしても3日以内には投函できるようにしましょう。
お礼状は正式には便箋に縦書きで書くべきですが、会社に届くお中元の件数が多いこともあり最近はハガキを用いることも一般的になってきました。
次にお礼状を書く場合の全体の構成についてです。
お礼状の基本構成
1. 頭語
2. 時候の挨拶
3. 相手の健康や商売のこと
4. お礼の言葉
5. 体調を気づかう言葉
6. 結びの言葉
7. 結語
これだけ色々と書く中でも大事なのは
お礼の言葉です。
お礼の書き方としては
相手の方の心遣いに感謝する
品物をほめる
嬉しい気持ちを伝える
お礼の言葉は品物ももちろんですが相手の方の心配りにも感謝して気持ちを込めて伝えましょう。
電話でお礼を伝えるのは相手や状況にもよりますが相手の都合がわからないためご迷惑になることもあります。
そのためお中元を受け取ったらすぐにお礼状を出す方がスマートな対応といえるでしょう。
お中元のお礼状でビジネス用例文は?
それではお中元のお礼状の例文はどのように書けばいいのでしょうか?
ビジネス用の例文を見てみましょう。
拝啓
盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
平素は格別のご厚誼を賜り深くお礼申し上げます。
さて、このたびは結構なお中元の品をお贈りいただき誠にありがとうございます。
いつに変わらぬお心遣いに感謝申し上げます。
暑さの厳しい折から皆様におかれましてもくれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもってお礼申し上げます。
敬具
お中元のお礼状としてはこのような文章であればいいと思います。
この例文を分解してみてみましょう。
◆頭語:
◆時候の挨拶:
◆相手の健康や商売のこと:
平素は格別のご厚誼を賜り深くお礼申し上げます。
◆お礼の言葉:
いつに変わらぬお心遣いに感謝申し上げます。
◆体調を気づかう言葉:
◆結びの言葉:
◆結語:
このようにお礼状の基本構成にも合っています。
あとがき
お中元のお礼状は相手のことを考えると難しく思いがちです。
しかしシンプルに考えればお中元が届いたお礼は早くしましょうということです。
しっかりとした文章が書かれたお礼状が作成できたとしても遅くなってしまっては意味がありません。
お中元が届くことが予測される場合は早い時期からお礼状の文面の準備はしておいた方がいいでしょう。
このような対応の早さは仕事の信頼関係にも通じますのでおろそかにしない方がいいですね。