日差しが強い日中に出掛けるときは日傘が手放せないですよね。
とくに暑い夏は日傘をさしている人を多く見かけます。
でも
その日傘っていつさしますか?
時期や時間では、いつからいつまでなのでしょう。
そこで日傘をさす時期や時間についてご紹介します。
日傘はいつからさす?
日傘はいつからさすのでしょう?
それは紫外線が徐々に強くなる時期の3~4月頃からになります。
この紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があり、一年の中で紫外線が強いピークの時期は下記のとおりです。
●一年の中で紫外線が強いピーク時期
・UVA・・・4月から8月がピーク
・UVB・・・5月から8月がピーク
このうちUVAは一年を通して降り注ぐので季節関係なく紫外線対策は必要になります。
でも真冬に日傘をさしている人はほぼ見かけませんよね^^
冬はそもそも日差しが弱いので日傘をさす必要もありません。
また寒いので厚着をしたり帽子やマスクをして肌の露出が減ることも紫外線対策になっています。
日傘はいつまでさす?
日傘はいつまでさすのでしょう。
これも先程のUVAとUVBそれぞれがピークの時期からわかります。
日傘をさすのは9~10月頃までとなります。
10月になるとUVAもUVBもピーク時の半分ぐらいになり日差しも紫外線も弱くなります。
それ以降は下がる一方ですから日傘を必要とするのは10月頃まででしょう。
紫外線の強い時期や時間は?
日傘をさすのは強い日差しや紫外線を防ぐためですが、紫外線が強い時期や時間を知っておくことは大事です。
紫外線の強い時期は?
紫外線が強い時期はいつなのでしょう。
先程のUVAとUVBのピークからみると1年の中で紫外線が強いのは4月から8月頃になります。
このように紫外線が夏に強くなり冬に弱くなるのはオゾン層など大気を通過する距離とも関係しています。
・夏至(6月20日頃)・・・太陽の南中高度が一番高くなり紫外線が大気を通過する距離が短いので強いまま降り注ぎます。
・冬至(12月20日頃)・・・太陽の南中高度が一番低くなり紫外線が大気を通過する距離が長いので弱くなります。
紫外線が強い時間は?
紫外線が強い時間帯はいつでしょう。
時間帯ごとに紫外線の強さを比較するにはUVインデックスが便利です。
UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。
出典:気象庁ホームページより
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-50uvindex_manual.html
UVインデックスで紫外線の対策が必要と思われるのは中程度(3~5)以上です。
出典:気象庁ホームページより
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm_obs.html
このUVインデックスを月別に見ると紫外線の強さが中程度(3~5)以上の時間帯は下記のようになります。
月別 | 時間帯 |
---|---|
2月 | 11時~13時 |
3月 | 10時~14時 |
4月 | 9時~15時 |
5月 | 8時~15時 |
6月 | 8時~15時 |
7月 | 8時~15時 |
8月 | 8時~15時 |
9月 | 9時~15時 |
10月 | 9時~15時 |
11月 | 10時~12時 |
時間帯では正午付近の紫外線はとくに強く4月から10月までは朝から夕方まで注意した方がいいでしょう。
あとがき
日傘をいつからいつまでさすのかは地域や個人によっても違いはあります。
しかし4月から8月の紫外線が強い日中は朝から夕方まで日傘をさすことをおすすめします。
とくに、ここ最近の夏は猛暑といわれていますので屋外で過ごすような場には日傘は必需品だと思います。
お出かけの際は忘れずに持って行きましょう。