成人式で新成人代表として挨拶するとなったら緊張しますよね。
会の主催者やたくさんの新成人の前で、どんな話をすればいいのでしょう？
人生の節目でもあり晴れの舞台ですから相応しいスピーチをしたいですよね。
そこで成人式の代表挨拶の例文についてご紹介します。
成人式の代表挨拶の内容と注意点
成人式の代表挨拶について盛り込むべき内容と注意点をご紹介します。
挨拶に盛り込むべき内容とは？
新成人代表として挨拶する場合にスピーチに盛り込むべきポイントは下記の5点になります。
一例になりますがこの5つのポイントを抑えると代表挨拶の大まかな骨組みができます。
まずはこのような盛大な式典を催していただいた主催者への感謝の言葉です。
毎年のこととはいえ多くの関係者が携わり、何日も前から準備してくれています。
そのおかげで開催できるわけですから、その感謝の気持を伝えましょう。
次にこの歳まで育ててもらった両親や学校の先生、また地域の皆さんに感謝の気持ちを伝え二十歳になったことを報告します。
続いて成人の仲間入りを果たしたことで、これから大人として生活していく上での決意や覚悟を伝えるといいでしょう。
成人といってもまだまだ社会人としては未熟者です。
すでに社会で活躍されている先輩方にご指導ご鞭撻をお願いしましょう。
最後に本日のお礼を述べて代表の挨拶を終了します。
スピーチで気をつけたい注意点とは？
この他に成人式の代表挨拶のスピーチで気をつけたいのは、新成人らしく元気にはっきりと話すことです。
寒い中集まっていただいた皆さんにしっかりと成人になった報告や感謝を伝えましょう。
大勢の人が見ている前で話すのは緊張するかもしれませんが、当日まで練習もして落ち着いて話せば大丈夫です。
成人式の代表挨拶の例文
では成人式の代表挨拶の例文についてご紹介します。
ポイントごとにご紹介しますので、この例文をもとに状況に応じてさらに付け足してみてください。
成人式主催者への感謝の言葉
本日は成人を迎えました私たちのために、このような盛大な式典を催していただきまして誠にありがとうございます。
また、お祝いや激励のお言葉を頂きました市長や多数のご来賓の方々にご臨席いただき、新成人を代表して心よりお礼申し上げます。
親や先生や地域への感謝の言葉
私たちは成人式という人生の節目、そして大人としての門出を迎えることができました。
こうして無事に成人を迎えることができたのも、たくさんの愛情を注いで育ててくれた家族やお世話になった先生方、幼いころから温かく見守っていただいた地域の皆様のお陰であることを深く感謝しご挨拶を申し上げます。
新成人としての決意と覚悟
私たちの中には大学や専門学校で日々勉強し自分の目標に向かって努力している人がいます。
また、すでに就職して仕事に毎日奮闘している人もいます。
立場はそれぞれですが、ひとりひとりが自分の行動に責任を持ち社会の一員として常に前向きに歩んでいくことを誓います。
今後のご指導ご鞭撻のお願い
私たちは二十歳という人生の大きな節目を迎えましたが、社会人としてはまだまだ未熟です。
どうかこれからも温かい目でご指導、ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げます。
締めの言葉
簡単ではございますが以上で新成人の代表あいさつとさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
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あとがき
新成人の代表挨拶の例文をご紹介しましたが、成人式という式典はどの地域でも毎年行われるものです。
あなたが住む街の式典担当者と事前に挨拶をして、昨年や一昨年にはどのような挨拶がされたのか文面を確認しておくとより参考になります。
場合によっては書面でいただき、その文章を参考にして自分なりに構成しなおすのもいいでしょう。
あなただけじゃなく全国の市区町村に代表挨拶を行っている仲間がいると思えば一人ではありません。
大役ではありますが、頑張ってくださいね。