花粉症の症状とは？風邪との違いや見分け方を確認しておこう！

冬から春にかけてはまだまだ寒く日頃の疲れや忙しさから体調を崩しがちです。

くしゃみが出るし鼻水も出る・・・

花粉症かな？

いや、もしかしたら風邪かも？

花粉症と風邪って症状が似ていて見分けがつきにくいですよね。

何が違うのでしょうか？

そこで花粉症と風邪の違いや見分け方について調べてみました。

花粉症の症状とは？

花粉症とはどんな病気？

そもそも花粉症とはどんな病気なのでしょう。詳しくみてみましょう。

花粉症の症状について

次に花粉症の症状についてみてみましょう。

鼻の症状

まずは鼻の症状です。鼻はくしゃみ、鼻水、鼻づまりの3つが主な症状になります。

くしゃみがでる
くしゃみは鼻の粘膜についた花粉を取り除こうとして連続してでたり回数が多いのが特徴です。

鼻水がでる
鼻水もまた鼻の粘膜についた花粉を取り除こうとしてでます。涙と成分がほぼ同じで無色でサラサラしているのが特徴です。

鼻づまり
鼻づまりは花の粘膜が腫れて鼻の中の通り道が狭くなることでおこります。

目の症状

次に目の症状です。目はかゆみ、涙、充血の3つが主な症状になります。

目のかゆみ
目やまぶたなどに炎症が起きることでかゆみが生じます。かいたりこすったりすると結膜や角膜を傷つけてしまう恐れもあります。

涙がでる
目に入った花粉を洗い流そうとして涙がでます。

目が充血する
充血は目の表面に花粉がついて結膜炎が起こしている状態のことです。

その他の症状

花粉症の症状は鼻や目にでる主な症状の他に喉の痛みやかゆみ、また咳がでたり頭痛や発熱することもあります。

花粉症と風邪の違いは？

この花粉症の症状が風邪の症状とよく似ているため、その違いがわかりにくく見分けがつきにくいですよね。

例えば

このような症状は人によって程度の差はあるもののどちらでも見られる症状です。

そこで花粉症と風邪の症状の違いや見分け方のポイントをまとめてみました。

くしゃみの違い

花粉症のくしゃみは立て続けに連続して出たり何度も出るなど回数が多いのが特徴なのに対して、風邪の場合はそれほど連続したり回数が多くありません。

鼻水の違い

花粉症は比較的サラサラとした水っぽい鼻水なのに対して、風邪の場合は初めはサラサラでも次第に粘性のある鼻水に変わっていきます。

鼻づまりの違い

花粉症の場合は症状がひどいと両方の鼻がつまることもありますが、風邪の場合は両方が同時につまることはほとんどありません。

発熱の違い

花粉症でも発熱することもありますが微熱程度です。風邪の場合は熱がないこともありますが発熱すると微熱や高熱になることもあります。

目のかゆみの違い

花粉症では目がかゆくなることがありますが風邪の場合はありません。

天気による違い

体の症状の違いの他に花粉症の場合は天気が晴れの日や風の強い日に症状がひどくなったり雨の日に楽になったりします。風邪は天候にはほとんど左右されません。

症状の期間の違い

症状の期間にも違いがあります。花粉症は花粉が飛散している期間は症状が継続します。風邪の場合は長くても1週間程度です。

花粉症と風邪の見分け方は？

花粉症なのか風邪なのか上記のように様々な症状の違いがありますが全部覚えてはいるのは大変です。

そこでまずは鼻水でセルフチェックしてみるのがいいでしょう。

自分の意思とは裏腹にサラサラの鼻水が垂れてきてしまう場合は花粉症の可能性が高く、逆に自分で吸い上げられる粘着性の高い鼻水の場合は風邪の可能性が高いと思われます。

一度花粉症になったことのある方なら花粉症の鼻水なのか風邪の鼻水なのか見分けることも容易でしょう。

花粉症になっているから風邪はひかないかというとそんなことはありません。

セルフチェックだけで判断すると誤った判断をする可能性もあります。

もしおかしいなと思ったら早めに病院に行って医師の診断を受けましょう。

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あとがき

花粉症でも風邪だったとしても早めに治していつも通りの健康な体でいたいですよね。

花粉症と思っていたら風邪をひいていて他の人にうつしてしまったということにならないように、自分で判断が難しいときはなるべく早く病院にいきましょう。