毎日使っているスマートフォン。
でもそのバッテリーの持ちが年々悪くなっていると思っていませんか?
実はスマホの充電でやってはいけないことをすると、バッテリーの寿命は短くなってしまいます。
またそれらの劣化防止のために最新のスマホには劣化防止の機能があるようですが、どんな機能なのでしょうか。
そこでスマートフォンのバッテリーを長持ちさせるための充電と劣化防止についてご紹介します。
スマホバッテリーを長持ちさせるには?
スマートフォンのバッテリーってすぐに減って電池切れになりやすい、どうしたら長持ちさせられるのでしょう。
無駄な機能を有効にしたまま使用している
スマホにはいろいろな機能がありますが、それらを理解して設定を見直している人って以外と少ないかもしれません。
つまり必要のない機能がオンになったまま電力を消費していたり、設定が間違っていて必要以上に電力を消費しているというようなことはよくあると思います。
例えば下記のようなことです。
・BluetoothやWi-Fiが有効になったまま
・使用することのないアプリが起動したまま
・画面の明るさが最大のまま
・充電中に利用している
・電波の状態が悪いところで使用している
このように使っていない、または今必要のない設定になっていて電力を無駄使いしているためバッテリーが長持ちしないことが考えられます。
また必要以上に明るい画面も電力をより多く消費してしまいます。
さらに充電中に利用することもバッテリーを劣化させる原因になります。
生活スタイルはそれぞれ違いますので、自分にあった設定にすることや充電中の利用を控え、地下や高層階などでは電波状況なども確認した方がいいでしょう。
スマホ充電でやってはいけないこと!
バッテリーを長持ちさせるにはスマホの充電の仕方が重要です。
やってはいけないことをしているとバッテリーが劣化して十分な充電ができなかったりするかもしれません。
では、どんなことがいけないことなのでしょう。
ながら充電
例えば、充電しながら通話やメール、またゲームや動画視聴などをしていると、スマホ本体が熱くなりスマホのバッテリーの寿命を縮めることになります。
つまりスマホ本体が発熱することで、その影響でバッテリーが劣化するわけです。
劣化してしまったバッテリーの場合、充電の表示が100%となっていても最大容量が少なくなり、元々充電できる容量より少なくしか充電できなくなってしまいます。
過充電
100%のフル充電をしたまま保存しておくのもバッテリーに負担がかかります。
このまま充電し続けると過充電となりバッテリーは劣化します。
最近では自宅等でリモートワークをしながら、スマホも充電しているケースがあります。
気が付いたら既に100%充電済みになっていたなんてことありますよね。
0%からの充電
意外なのがバッテリー残量が0%からの充電です。
完全に使い切った状態は放電された状態となります。
そのため、バッテリーに負担がかかるわけです。
分厚いケースの使用
他にもスマホケースが分厚いと熱が籠もります。
するとその熱がバッテリーに悪影響があり劣化の原因になります。
スマホケースは出来るなら薄いものの方がいいでしょう。
バッテリー充電の理想の%は?
バッテリーは20%から80%の範囲が理想になります。
90%を切ったからすぐに充電して100%にしておく、また100%になったことに気づかずにそのまま充電しっぱなし。
他に20%を切っても0%になるまで充電しないなどの行動はバッテリーの負担を増やし劣化させる可能性があるので注意しましょう。
スマホバッテリー劣化防止機能とは?
最新のスマートフォンには過充電を防いでくれる充電設定という機能が内蔵されています。
スマホがフル充電の時間を調整してくれることで、フル充電されている時間が短くなりバッテリーの寿命が伸びるようになっています。
下記でiphoneやXperiaのこれらの機能についてご紹介します。
iphone最適化されたバッテリー充電
iphoneには最適化されたバッテリー充電という設定項目があり、これをONにしておくことでバッテリーの劣化を防ぐように充電時間を調整してくれます。
(手順)
iphone
設定⇒バッテリー⇒バッテリーの状態⇒バッテリー充電の最適化をON
Xperiaいたわり充電
Xperiaについても同様に満充電までの時間を調整してくれる機能になります。
(手順)
Xperia
設定⇒バッテリー⇒いたわり充電をON
あとがき
毎日頻繁に利用するスマホですが、日々のちょっとした工夫や見直しって大事ですね。
バッテリーの持ちがよくなれば不安が一つ減り、電池の持ちを毎日そこまで気にしなくてもよくなるかもしれません。
バッテリーの負担が少なくなるように正しく充電して今のスマホを長く愛用したいですね。