秋分の日って何をする日?
子供に聞かれたらどのように答えますか?
よく知らないという方も多いのではないでしょうか。
できるだけわかりやすく教えてあげたいと思いますよね。
秋分の日の意味や由来について
秋分の日を子供にもわかるように伝えるには
について調べてみました。
秋分の日の意味や由来とは
子供に教える前に秋分の日の意味や由来について知っておきましょう。
そもそも秋分の日とはどんな日なのでしょうか?
秋分の日とは
祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日
もともと秋季皇霊祭という天皇が歴代の天皇や皇后、皇親の霊を祭る儀式の日です。
1947年に廃止されるまではこの名称だったため祖先を祀る日として一般に広まったようです。
また秋分の日を中日に前後3日間(合計7日間)を秋彼岸といいお墓参りなどをしてご先祖様の供養をする日です。
自然をたたえ生物をいつくしむ日。春季皇霊祭の流れで春彼岸の中日ですから秋分の日と同様になります。
また秋分の日は
昼と夜の時間がほぼ同じになる日
※実際には昼の時間の方が少し長い。
秋分の日はいつ?決め方や計算式は?なぜ祝日なの?
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仏教では悟りの世界を彼岸(ひがん)は西に、私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)は東にあるとされています。
太陽が真東から昇り真西に沈む秋分の日は彼岸と此岸が最も通じやすくなる日と考えられたことから、ご先祖様の供養をするようになったというわけです。
その他にも今年の秋分の日はいつか?その決め方や計算式、なぜ祝日なのかは以下の記事を参考にしてください。
秋分の日の意味を子供にもわかるように伝えるには?
秋分の日の意味について子供にわかりやすく伝えるにはどのように話せばいいのでしょうか。
彼岸が・・・
此岸が・・・
皇霊祭が・・・
秋分点が・・・
と次々に難しい言葉を使って正しく伝えようとしても、子供には分からない言葉ばかりで何も伝わらないかもしれません。
伝えるポイントを絞って説明する方が情報が限られるので分かりやすいと思います。
昼と夜の長さが同じになる日
ご先祖様に感謝してお墓参りをする日
もし興味を持つようなら、さらに掘り下げて詳しく説明してあげるのがいいでしょう。
すると、子供も理解しようとして
ご先祖様って?
なんでお墓参りするの?
など子供にとって初めて聞く言葉や疑問に思うことを聞き返してきます。
お子さんが興味を持つことは素晴らしいことです。
その都度詳しく説明してあげるとお子さんの理解も深まっていくでしょう。
あとがき
秋分の日をお子さんに説明しようとすると知識があればあるほど、また正確に伝えようとすればするほど難しい説明になってしまいますね。
短文でシンプルに伝えるのはインパクトがあり印象に残りやすいので、その点でもおすすめです。
またお子さんがさらに詳しく知りたいようであれば丁寧に説明してあげると順を追って理解することができるかもしれません。
面倒と思わずに、教えてあげてくださいね。