ハロウィンといえば
オレンジ色のかぼちゃですよね。
何故かぼちゃなのでしょうか?
そんな疑問を持った方もいると思います。
かぼちゃがハロウィンの象徴だから・・・?
そんな感じで何となく解釈していませんか。
そのかぼちゃは
「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれますが
ジャック・オー・ランタンって何?
という方もいると思います。
そこで今回は
ハロウィンのかぼちゃの由来について
ジャック・オー・ランタンの意味について
調べてみました。
この機会にハロウィンのかぼちゃについて知っておきましょう。
ハロウィンのかぼちゃの由来とは?
ハロウィンで見かけるオレンジ色のかぼちゃは、中をくり抜いて目や鼻や口を抜きランタンとすることで有名です。
暗いところで灯すと目や口の形が意味深でちょっと気味が悪く独特の雰囲気がありますよね。
でも、このランタンは
元々かぼちゃではありません
ハロウィンの発祥はヨーロッパのアイルランドやスコットランド周辺の地域になります。
古くはカブをくり抜いたランタンが元になっているんです。
では
何故かぼちゃになったのでしょうか?
それはアメリカに伝わってから変化することになります。
かぼちゃの方がカブよりも生産量が多かったことやランタンに加工しやすかったことも大きな要因といえるでしょう。
ジャック・オー・ランタンの意味とは?
ジャック・オー・ランタンはJack-o'-Lanternと書きます。
直訳するとジャックの提灯
ジャックの提灯とは何なのでしょうか?
そのジャックのお話がアイルランドやスコットランドに伝わる逸話にあります。
昔、ジャックという鍛冶屋の男がいました。この男は口は達者ですが、卑怯で行いの悪い怠け者でした。
ある時ジャックは十字架を使い悪魔に罠を仕掛けて自分を地獄に落とさないように約束を取り付けます。
そうしてジャックは死んでも地獄に落ちることはなく、今度は天国の門の管理人を話術で騙し生き返ることになります。
しかし生き返ったジャックは生前の反省もしないまま最悪な男のままでした。
その後再び死んだときには天国の門の管理人から「おまえは天国にも地獄にも行くことができない」と言われ永遠に現世をさまよい続けることになるのです。
これを悪魔も可愛そうに思い地獄の炎が宿る石炭を与えます。
この火種をくり抜いたカブに入れて風をしのぎランタンにしてこの世を彷徨ったといわれています。
ジャック・オー・ランタンとは提灯を片手に持ち、現世をさまよったジャックの姿のことです。
それは鬼火とも妖怪ともいわれています。
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あとがき
ハロウィンというとかぼちゃをイメージする人は多いですよね。
このかぼちゃのランタンにはこのようなエピソードがあったわけです。
世間では仮装して道路を歩く派手なお祭りのハロウィンですが、昔話を知るとハロウィンについてより深く知ることができますね。
ハロウィンは何故かぼちゃなのかという疑問もわかったところで、ハロウィンを楽しみましょう。