GWやお盆など帰省シーズンになると新幹線ばかりでなく高速道路も混雑しますよね。
これは大勢の人が同じ時期に休みになるため仕方のないことですが長い距離を運転する場合は大変です。
でもなぜ渋滞するのでしょうか?
信号もない高速道路の渋滞原因と発生のメカニズム、また渋滞を避ける方法について調べてみました。
高速道路の渋滞原因は?
渋滞とはどんな状況?
そもそも渋滞ってどういう状況なのでしょうか?
低速40km/h以下の走行
停止発進を繰り返す運転状況
車列が1km以上続いている
そのような状況が15以上継続している
このような道路状況が発生するのはなぜなのでしょうか?
渋滞はなぜ起きる?
渋滞はなぜ起きるのでしょうか?
その主な原因は大きく分類すると3つあります。
工事渋滞や事故渋滞は比較的わかりやすいのですが、ここで注意したいのが自然渋滞です。
自然渋滞は交通量が多くなると発生しますが、交通の流れが変化しやすい合流地点や下り坂や上り坂(サグ部でも)などでも起こりやすくなります。
では、その自然渋滞がどのように発生するのか、その仕組みをみてみましょう。
高速道路の渋滞発生のメカニズムは?
自然渋滞の渋滞発生メカニズムについてサグ部と合流地点についてみてみましょう。
サグ部での渋滞発生のメカニズムは?
サグ部(下り坂から上り坂にうつる部分)では渋滞が発生しやすくなります。
その理由は上り坂に入ると無意識にスピードが落ちる車がいるためです。
そうなると後続車は車間距離が短くなるためブレーキを踏みます。
さらにその後続車も次々とブレーキを踏み渋滞が発生してしまうという仕組みです。
合流地点での渋滞発生のメカニズムは?
インターチェンジで流入車が本線に合流する際に走行車線を走る車が合流する車に合わせて速度を落とします。
そうなると走行車線の流れは停滞して追い越し車線へ車線変更する車が発生します。
すると追い越し車線でも後続車が車線変更した車に追いつき速度を落とすことになります。
このようにして合流地点でも走行車線ばかりではなく追い越し車線でも渋滞は発生しやすくなります。
高速道路の渋滞を避けるには?
高速道路の渋滞を避けるには日頃からどの区間が渋滞しやすいのかを知っておくことが大事です。
ラジオ等の渋滞情報を聞いていると工事や事故はその都度場所が変わりますが、自然渋滞が発生しやすいところはある程度決まっています。
例えば以下のような場所は渋滞情報でよく聞く場所ですよね。
・東名高速道路・・・大和トンネル・伊勢原バスストップ付近
・中央自動道・・・小仏トンネル・相模湖インター付近
・関越自動車道・・・高坂サービスエリア・花園インター付近
・東北自動車道・・・羽生パーキングエリア・上河内サービスエリア付近
・常磐自動車道・・・守谷サービスエリア付近
ではどうやって渋滞をさければいいのでしょう?
高速道路を利用している以上渋滞をなくすことや迂回することも不可能です。
そのため、渋滞をさけるためにはなるべく渋滞しない期間や時間を選んで利用するのが一番の対策になります。
GWやお盆、年末年始などの大型連休は特に行きも帰りも大勢の人が移動しますので混雑が予想されます。
もし日付をずらすことが可能であればそうすることが一番です。
またどうしても他の人と同じ期間に高速を利用するような場合は以下のサイトで渋滞予想を確認しておきましょう。
カレンダーで利用する月と高速道路の路線を指定すると渋滞発生が予想される区間と時間帯、また渋滞の長さなどが表示されます。
必ずしもそうならないとしてもある程度参考にすることができます。
さらにスマホのアプリにも渋滞予測アプリが色々と揃っていますので予め準備しておくといいでしょう。
あとがき
高速道路に渋滞はつきものです。
しかし、あらかじめ渋滞する期間や時間、また区間がわかっていれば可能な限り避けることは可能ですね。
事故渋滞はどこでおきるかわかりませんが、工事や自然渋滞はある程度予測できるので出掛ける前に確認しておくといいでしょう。
知っていれば眠くてつらい渋滞を過ごす時間を少しでも減らすことができると思います。
早めに準備しておきたいですね。