体からでる加齢臭の原因はやっぱり食べ物が関係しているのでしょうか?
食べ物を気をつけるだけで加齢臭が改善するなら普段の食生活を見直せばいいだけですが実際はどうなのでしょう。
そこで
加齢臭の原因は食べ物?
加齢臭の原因はコーヒー?
加齢臭の原因はアルコール?
このような加齢臭の原因について調べてみました。
加齢臭の原因は食べ物?
加齢臭の原因として食べ物は関係あるのでしょうか?
関係があるかないかでいえばあるといえるでしょう。
人間の体は食べたものでできているため、体から発する臭いもまた食べたものの影響を受けています。
加齢臭の原因物質とは?
加齢臭の原因物質はノネナールで40歳を過ぎたころから増加する傾向にあります。
このノネナールは皮脂腺から分泌される脂肪酸(パルミトオレイン酸)に加齢によって9-ヘキサデセン酸が含まれるようになり酸化や分解されることで発生します。
食事で脂肪をとりすぎると
食事で脂肪をとりすぎると血液中に中性脂肪が増えることで、これが9-ヘキサデセン酸の原料になるため加齢臭が発生しやすくなってしまいます。
脂肪は重要な栄養素の一つですが加齢臭を気にするならとりすぎはダメですね。
加齢臭を抑えるには脂肪分を多く含む食材はできるだけ避けて抗酸化作用のある食材をとる方がいいでしょう。
<脂肪分を多く含む食材>
揚げ物・脂肪の多い肉類・ドレッシング・マヨネーズ・たまご(卵黄)・バター・マーガリン・生クリーム他
<抗酸化作用のある食材>
バナナ・トマト・リンゴ・レモン・アボカド・きゅうり・茄子・ニンニク・しょうが・かぼちゃ・にんじん・レンコン・大豆・蕎麦・緑茶他
加齢臭の原因はコーヒー?
加齢臭の原因としてコーヒーはどうなのでしょうか?
コーヒーは体臭に対して良い効果を発揮する成分が含まれているといわれる反面、過剰に摂取すると体臭の原因になることもあるといわれています。
それはコーヒーに含まれているカフェインが原因です。
このカフェインは交感神経を刺激する作用があり、その結果として男性ホルモンが活発になり皮脂の分泌量が増えます。
するとその皮脂が酸化することで加齢臭などを引き起こすわけです。
適度に飲む分には問題はないので飲む頻度や量に気をつけたいですね。
喫煙もまた加齢臭に関係するといえます。
タバコを吸うと体内に一酸化炭素が入りますが、この一酸化炭素は体内の脂肪を酸化させ加齢臭をキツくしてしまうのです。
また喫煙により体内のビタミンCが失われると体内の酸化を防ぐ抗酸化作用もまた失われていきます。
すると活性酸素が過剰となり脂質の酸化はますます進行し加齢臭の原因物質のノネナールが多く発生するようになります。
このような関係性があるので加齢臭に悩むのであればタバコを控えるかできれば禁煙するのがいいでしょう。
加齢臭の原因はアルコール?
では、アルコール(お酒)はどうでしょうか?
飲んだ後に加齢臭がきつく感じることもあると思いますが、お酒に含まれるアルコールも加齢臭の原因になるのでしょうか。
アセトアルデヒドとは
飲酒すると血液中にアルコールが入り肝臓はそのアルコールを分解しようと働きます。
そのときにできるのがアセトアルデヒドという物質ですが、これがさらに分解されて酢酸になりさらに炭酸ガスと水になります。
問題なのは飲み過ぎたりすると体内にアセトアルデヒドが分解されないまま残ってしまうことで、これが強い刺激臭になるのです。
この臭いが加齢臭と混ざるとさらにきついニオイに感じるわけです。
汗にも注意
またお酒を飲むと血管が拡張したり汗腺が活発になり発汗量が増えたりしますが、この汗の中の皮脂にも9-ヘキサデセン酸は含まれています。
そのため加齢臭の原因物質のノネナールも発生しやすくなり加齢臭も他の体臭と合わさり強く感じるようです。
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あとがき
加齢臭は食べるものによっても影響があります。
気になるようであれば抗酸化作用のある食材を積極的にとるように心がけ脂肪分を多く含む食材は控えめにするといいでしょう。
またコーヒーやアルコール(お酒)も適量は良いと思います。
しかし、どちらも飲み過ぎは加齢臭や体臭もきつくなりますので程ほどにするようにしましょう。