送別会の乾杯の挨拶を頼まれて
どんな挨拶をしたらいいの?
と悩んでいませんか。
異動・定年退職・転職・結婚
と職場を離れる理由は人それぞれです。
退職理由に相応しい挨拶をしようとすると言葉がでてこない
そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで送別会の乾杯の挨拶についてポイントと例文をご紹介します。
送別会の乾杯の挨拶のポイント
最初に送別会の乾杯の挨拶のポイントについてご紹介します。
乾杯の挨拶の出番はいつ?
最初に確認しておきたいのが当日の乾杯の挨拶の出番です。
まず送別会の全体の流れをみてみましょう。
(始まり)
1.開会宣言
2.開会の挨拶
3.乾杯
4.食事・歓談
・
・
・
(続く)
このように送別会が始まると早い段階で出番が回ってきます。
乾杯の挨拶が終わらなければ食事も歓談もできませんので、かなり重要な役割になります。
乾杯の挨拶の注意点とは?
乾杯の挨拶をするときに注意することは三つあります。
大勢の前で話すというのは緊張するかもしれません。
でもどんなにいいことを言っても聞こえない挨拶では意味がないですよね。
会場にいるみんなに聞こえるはっきりとした挨拶をすることが重要です。
宴会の挨拶で大事なのが長々と話をしないということです。
乾杯の挨拶は食事を始める直前ですから飲み物や料理を前におあづけ状態が長くなると話も入ってきません。
適切な内容を簡潔にまとめて話す方がわかりやすく好まれます。
職場を離れる理由は人それぞれですが、これまでの感謝の気持ちは共通していると思います。
他に退職する人には労をねぎらう言葉、異動や転職する人には健康や今後の活躍を祈る言葉など状況に応じて内容をかえるといいでしょう。
送別会の乾杯の挨拶の例文
では送別会の乾杯の挨拶の例文をご紹介します。
異動や転勤、定年退職、転職や中途退職、結婚退職などそれぞれの挨拶をみてみましょう。
異動や転勤の場合は?
異動や転勤の場合は部署ごとに行う場合が多いと思います。
栄転なら「おめでとうございます」等のお祝いの言葉からはじめて新天地での活躍を祈る言葉につなげるのがいいでしょう。
それ以外の異動や転勤なら、これまでの労をねぎらい感謝の言葉でまとめるても良いと思います。
〇〇さん
この度はご栄転おめでとうございます!
新天地に行かれてからも、これまで以上のご活躍を祈っております。
それでは〇〇さんのご健勝と今後のご活躍を祈りまして
乾杯!
転職や中途退職の場合は?
転職や中途退職の場合は、新しい仕事先や仕事内容などには触れない方がいいでしょう。
これまでの感謝の言葉を伝え、今後のご活躍を祈る言葉につなげます。
〇〇さん
これまで大変お世話になりました。
これから一緒にお仕事ができなくなるのは寂しくなりますが
新しい職場に行かれましてもお身体に気をつけて頑張ってください。
それでは○○さんのご健勝とご活躍をお祈りしまして
乾杯!
定年退職の場合は?
定年退職の場合は、定年を迎えたお祝いの言葉や労をねぎらい感謝の言葉がいいでしょう。
〇〇さん
長い間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
僭越ではございますが乾杯の音頭をとらせて頂きます。
それでは〇〇さんのこれまでのご功労に敬意を表し
今後のご健勝とご発展をお祈りいたしまして
乾杯!
結婚退職(寿退社)の場合は?
結婚退職では最初にお祝いの言葉からはじめるのがスムーズです。
これまでの感謝の言葉につなげて新しい門出をお祝いしましょう。
〇〇さん
ご結婚おめでとうございます!
これまで大変お世話になり本当にありがとうございました。
〇〇さんの笑顔が見られなくなるのはとても寂しいですが
新しい門出を心からお祝いしたいと思います。
それでは〇〇さんの末永いお幸せとご健勝を祈念いたしまして
乾杯!
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あとがき
送別会は感動的なものにしたいですよね。
そう考えると乾杯の挨拶も大事です。
挨拶は難しいことを長々と話すよりもポイントを抑えて短くまとめた方が聞く方も聞きやすくなります。
また挨拶の主旨が伝わりやすくなりますので数行の文章ですが自分の言葉でまとめてみましょう。
では当日頑張ってください。