パソコン初心者にとって、はじめてのパソコン選びは大変ですよね。
どんなパソコンを購入したらいいのかわからない。
ウィンドウズ?マック?
見た目で選んで大丈夫なのか、どんなスペックがいいのか考えれば考えるほどわからなくなります。
そこで、初心者に最適なパソコンの選び方や選ぶときに気をつけるポイントについて解説します。
パソコンの選び方!初心者に最適ななのはどんなPC?
パソコンを選ぶ場合、様々なことに気をつけて選ぶ必要があります。
でも、これが初心者にとっては中々ハードルが高いんですよね。
中でも、最も重要なことは用途と予算です。
パソコンを購入してどのように使うかによって必要なスペックが違います。
スペックが違えば、値段が違います。
最近のパソコンは組みあがって売っている製品だけでなく、スペックを自分で選んで組み立ててもらう製品もあります。
そのため、しっかりと勉強していれば、自分に最適なパソコンを自分の予算に合わせて組み立てることも可能です。
難しい場合は、組みあがったパソコンでも問題はありませんので、ご安心ください。
一般的な使用用途の場合
仕事やプライベートに限らず一般的な使用用途の場合について説明します。
この一般的な使用用途というのはパソコンで多くの人が日常的に使用しているおよその範囲についてです。
パソコンの使い方は人それぞれですが、概ね以下のような感じです。
・インターネットの閲覧(ニュース、天気、マップ、検索など)
・動画や音楽の視聴(youtubeを見るなど)
・文書作成(ワードやグーグルドキュメントなど)
・表計算やプレゼンテーション(エクセルやパワーポイントなどのソフト)
・オンラインショッピング(商品購入やサービスの予約など)
・ビデオ会議(zoomやSkypeなど)
・メールの送受信(仕事や個人のコミュニケーションなど)
・ゲーム(簡易的なPCゲームなど)
・プログラミング(ソフトウェア開発やWEBサイト構築など)
・学習や研究(オンラインコースの受講や学術調査など)
上記のような使用用途であれば低価格の入門編パソコンでほとんどの場合は問題ありません。
それは、それほどパソコンに負荷がかからないためです。
※一部のゲームは高スペックが必要な場合あり
ハイスペックPCが必要なケースは?
では、どんなときハイスペックのパソコンが必要になるのでしょうか。
それは、ゲームや動画編集などをする場合です。
・3Dゲーム(高度なグラフィック処理が必要な最新の3Dゲームを快適にプレイするために)
・動画編集(高解像度の動画をスムーズに編集するためには、高速なCPUと大容量のメモリ、高性能なGPUが必要になります)
・3Dモデリング(複雑な3Dモデルやアニメーションを作成する際には、高性能なグラフィックカードが必要になります)
・AI学習・データ分析(機械学習やディープラーニングなどの計算処理には、高速なプロセッサと大量のメモリが必要です。)
・高負荷なプログラミング(大規模なソフトウェア開発や複雑なコードのコンパイルには、強力なCPUと十分なメモリが求められます)
これらは入門機種のようなパソコンでは作業できない、または作業できても時間がかかる、ソフトが起動しないなどの様々問題がおこります。
その原因になるのは、パソコンのスペック不足です。
パソコン初心者でいきなり難易度の高い作業をするケースはないと思いますが、仕事などで使用する場合は購入前に十分な検討した方がいいでしょう。
パソコンの選び方!選ぶときに気をつけるポイント
では、どんなスペックのパソコンがいいのか、そもそもスペックとはどこを見ればいいのかお知らせします。
スペックについて
OSの種類
一般的にはWindows OSがおすすめです。
多くのアプリケーションや周辺機器に対応しており、ビジネスや学校などで広く使われています。
クリエイティブな作業にはMac OSが適しており、Apple製品間の連携もスムーズです。
シンプルで低価格なChrome OSもあり、Googleのサービスを主に使用する方に適しています。
画面サイズと解像度
持ち運びを考えるなら13インチ前後のモデルがおすすめです。
家庭で主に使用する場合は、15インチ以上の大画面モデルが見やすくて良いでしょう。
解像度はフルHD以上が望ましいです。
CPU性能
快適な動作のためには、IntelのCore i5以上やAMDのRyzen 5以上のCPUを選ぶことが推奨されます
メモリ容量
メモリは多ければ多いほど、複数のアプリケーションを同時に快適に使用できます。
一般的には8GB以上が推奨されます。
ストレージの種類と容量:
SSDは速度が速く、衝撃に強いですが、価格が高めです。HDDは価格が安く、大容量ですが、速度はSSDに劣ります。
価格とスペックのバランス
予算に合わせて、必要なスペックを満たすパソコンを選ぶことが重要です。
よく聞かれる質問
Windowsがいいか、Macがいいか?
基本的なパソコンの作業はどちらでもできますが、どちらでもいいならWindows(ウィンドウズ)をおすすめします。
※現在の最新はWindows11になります。
Windowsをおすすめする理由は、世界的にみても日本国内をみてそのシェアは7割を超します。
また、Windows専用のソフトもあり、MACでは一部動作しないソフトなどもあるためです。
代表的なソフトは、近年どちらのPCでも利用することができるようになりましたが、購入前には一応確認した方がいいでしょう。
Macを選ぶ人は、他にもApple製品(iphoneやipadなど)を利用していて、それら製品同士の親和性が優れている点にあります。
また、見た目のデザインが高級感があり魅力的だったり、操作性がシンプルなため、初心者でも使いやすいという点もあります。
モバイルノートPCかデスクトップPCか?
これも好みによるところはあります。
会社や取引先、または自宅や移動中など場所を選ばずに頻繁に作業する必要があるなら当然モバイルPCになります。
ノートPCも画面のサイズは大小ありますので、持ち運びには13インチクラスの軽量なタイプがおすすめです。
それほど持ち運ぶ必要がないなら、15インチクラスの画面の方が大きくて見やすく作業しやすいでしょう。
また、パソコン作業は会社だけ、または自宅だけなど、場所を動かす必要がないならデスクトップPCがおすすめです。
モバイルのノートPCに比べ、デスクトップPCの方が割安で同じ機能でもコスパは良くなります。
同じ値段ならワンランク上のスペックで購入できるかもしれません。
オフィス系ソフトは必要か?
パソコンを購入するときにOfficeがついたパソコンとついていないパソコンがあります。
ついていないパソコンを購入して後からOffice系ソフトを購入してインストールすることも可能です。
Office系ソフトとは、Word(文書作成ソフト)やExcel(表計算ソフト)などです。
他にもプレゼンテーション用などがありますが、それらを使う必要があればあった方がいいでしょう。
パソコンソフトとしては代表的なソフトになります。
仕事などでは使うシーンは多くありますので、これから就職ならある方が無難です。
パソコンの選び方は?検索の仕方やタッチタイピングの練習方法など【まとめ】
あとがき
パソコンの選び方の参考になりましたか。
まだ、迷う場合は当然ですが、量販店の店員さんなどに尋ねてみることも重要です。
また、1軒だけでなく、3軒ぐらいは足を運んで見て、同じ質問をしてみた方がいいでしょう。
店員さんに言われても、知識がなければ信じるしかない状況です。
そのため、より多くの専門家の言葉を聞いて何が正しいかの判断を自分がする必要があります。
そうでないと、その店舗のセールストークで、必要のないものまで買わされかねませんから。
予備知識はできるだけつけてから行きましょう。