12月も後半になると年末のご挨拶の時期になります。
社外の取引先や得意先はもちろんですが、社内の上司に対してもしっかりとご挨拶をしておきたいものです。
そこで気になるのは
上司への年末の挨拶メール
いつ頃送るのがいいのでしょうか?
件名や内容はどうすればいいのでしょう?
年末の挨拶メールの例文などについて調べてみました。
年末の挨拶メール 上司にいつ送る?
社内に上司がいる場合
これから社内の上司に年末の挨拶メールを送るつもりで準備されていますよね。
でも
送るのはちょっと待ってください。
それは大前提として社内の上司へ年末の挨拶する場合は直接伺うことが基本だからです。
目の前に上司がいるのにメールを送って挨拶するのは大変失礼なことです。
社内に上司がいる場合は必ずこちらから伺ってご挨拶するようにしましょう。
社内に上司がいない場合
年末は普段とは違い例外なく誰でも忙しくなります。
管理職の上司は急な出張や打ち合わせ、納品やクレーム対応等で走り回っていて社内に戻ってこないということも考えられます。
また自分が出向先で仕事をしているため年末も上司に直接お会いできないという方もいるかもしれません。
そのような場合はメールで年末のご挨拶をするのがいいでしょう。
1.直接伺ってご挨拶する
2.やむをえずメールでご挨拶する
このようになります。
年末の挨拶メールはいつ送るのがいい?
年末の挨拶メールを送る時期についても悩まれると思います。
あまり早すぎると「もう仕事納めか!?」と言われるのがオチです。
かといって遅すぎてタイミングを逃せば仕事が遅いと思われかねません。
ではいつがいいのかとなりますが一つの目安は
1週間前です。
しかし会社や仕事内容によってもタイミングが異なるのが難しいところです。
特に最終営業日まで売上を追いかけているような状況なら目標達成してからの方がいいでしょう。
上司の予定や部署の仕事のスケジュールと合わせてベストのタイミングを選びましょう。
年末の挨拶メール 上司への件名は?
年末の挨拶をメールで送る場合に気をつけたいのはメールの件名です。
「年末のご挨拶」
と書けばそれで良さそうなものですが、実はそうでもないのです。
その理由としては迷惑メールにも「年末のご挨拶」のような似た件名が多くあるためです。
下手に開封してしまうとパソコンがウイルスに感染してしまう恐れもあります。
このような事態を防ぐためには件名に差出人名(自分の名前)を書いておく方が親切です。
「年末のご挨拶 ○○○○より」
「○○○○より年末のご挨拶」
このような件名にすると・・・
部下からの挨拶なので慌てて開封する必要はない
仕事納めの数日前は特に仕事の優先順位を間違えると手遅れになりかねないため、メール一つとってもどれが緊急を要するのか判断が必要です。
ただでさえ忙しい年末に安易な件名で送るのは上司に迷惑をかけてしまう可能性もありますので注意しましょう。
年末の挨拶メール 上司への例文はコレ!
それでは上司へ送る年末の挨拶メールの例文について構成からみてみましょう。
年末の挨拶メールの構成は?
年末の挨拶といっても何を書けばいいのかと悩みますよね。
社内全員に同じ内容のメールであれば簡単ですが、上司だけは慎重に言葉や内容を吟味してから送った方がいいでしょう。
そこでメール内容の構成について盛り込みたい内容をまとめました。
お詫びの言葉
来年もご指導をお願いする言葉
感謝の言葉
まずは今年ご指導いただいた感謝の言葉を書きます。
特別取り上げることがないような場合も上司には何かとお世話になっているものです。
具体的なことがあれば仕事内容に触れて勉強になったこと、助けられたことを伝えてもいいでしょう。
お詫びの言葉
お詫びするようなことがなければ書く必要はありませんが営業成績や仕事上の失敗、クレームなどで上司に迷惑をかけることはよくあることです。
一年を振り返り失敗して上司から学んだこと、教わったことを書くといいでしょう。
さらに来年の意気込みや具体的にどうしていくのか自分なりの目標や言葉などを続けます。
来年もご指導をお願いする言葉
今年同様に来年もご指導をお願いする言葉を書きます。
年末の挨拶メールの例文は?
例文1
○○の案件のときは、先方との予算交渉など色々と助けて頂きまして有難うございました。
用意すべき資料の作成や先方との話の進め方、社内調整のタイミングなどとても勉強になりました。
来春には後輩も入社してきますので今年学んだことを活かし先輩として良い手本になるようさらに努力します。
来年もご指導ご鞭撻の方よろしくお願いいたします。
例文2
○○物産の見積もりの件は大変失礼いたしました。
課長に事前に指摘していただいたおかげで大きな問題に発展しなくて済みました。
その節は本当に有難うございました。
今後は慢心せずしっかり確認して正確な仕事を心がけて参ります。
来年も温かくも厳しいご指導よろしくお願いいたします。
あとがき
年末の挨拶メールを社内の上司に送る場合は、まず直接ご挨拶に伺うことを心がけましょう。
その場合に気をつけるのが
上司の年末の予定です。
こちらの都合で挨拶に伺うと不在ということはよくありますので、あらかじめスケジュール確認はしておきましょう。
会社や仕事内容によっても違いはありますので、社内の同僚や先輩に相談してみることも大切です。