春は別れや出会いの季節です。
これまでお世話になった上司が転勤や退職になる場合、感謝の気持ちをもって送り出したいですよね。
でも上司の送別会で送る側は
何を言えばいいのでしょう?
そこで送別会の挨拶で送る側の例文について調べてみました。
送別会の挨拶で気をつけたいポイントとは?
送別会の挨拶で送る側が気をつけたいポイントは3つあります。
簡潔にわかりやすく話す
どんなスピーチでも長々と話されると何が言いたいのかわかりづらく聞いていて苦痛です。
また主役は自分ではなく送られる側の上司なので挨拶は要点を整理して簡潔にまとめるようにした方がいいでしょう。
そのためには、まず何を伝えたいのかという軸を決めることが先決です。
それに肉付けしていくといいでしょう。
感謝の気持ちを伝える
何が伝えたいのかというと一番は感謝の気持ちですよね。
「お世話になりました」
「ありがとうございました」
毎日一緒に働いているとつい当たり前になってしまい言葉にする機会もないと思います。
これまでの出来事を振り返りどんなときに嬉しかったのか、勉強になったのかなどエピソードを交えながら感謝の気持ちを伝えると上司も嬉しいでしょう。
ねぎらいの言葉をかけるのは本来地位の高い人から地位の低い人に行われるため「ご苦労様」「お疲れさま」と目上の人に言うのは失礼ともいわれています。
しかしメール等では日頃から使うこともありますよね。
これも時代の流れとともに徐々に容認されるようになってきているようです。
今後の活躍を祈る
最後にご活躍を願う言葉で締めくくります。
新しい環境や新任地で、これまでのようにご活躍されることや健康に過ごされることを願う言葉がいいでしょう。
送別会の挨拶で送る側の例文は?
それでは送別会の挨拶の例文です。
転勤(異動)と退職(転職)、また定年退職の場合などシチュエーション別にみてみましょう。
送別会の挨拶で転勤(異動)する上司への例文
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
当時入社したての新入社員の私に営業の基本を一からご指導していただきました。
おかげで営業マンとして、またビジネスマンとしても一人前に成長できたと思います。
○○支店に行かれても益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
ご栄転おめでとうございます。
入社以来、厳しくご指導いただいたことは今も継続して実践しています。
おかげさまで仕事に対する自信もつき自分の成長を実感できています。
新任地に行かれましてもご手腕をさらに発揮されることと思います。
今後も健康に留意され益々ご活躍ください。
ありがとうございました。
送別会の挨拶で退職(転職)する上司への例文
これまで本当にお世話になりました。
入社してから営業の基本を一からご指導いただきとても感謝しています。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
まだまだ教えていただきたいことがたくさんあるような気がします。
名残惜しいですが、健康に気をつけて新天地で益々のご活躍をお祈り申し上げます。
これまで本当にお世話になりました。
ご指導いただいたことは私にとっての財産です。
本当にありがとうございました。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
ご指導いただいたことを今後も活かして精進してまいります。
本当にありがとうございました。
益々のご健康とご活躍をお祈り致します。
送別会の挨拶で定年退職する上司への例文
ご退職を心よりお祝い申し上げます。
長い間お世話になり本当にありがとうございました。
定年を迎えられて退社されることは名残り惜しく、まだまだ教えて頂きたいことが沢山あるような気がいたします。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ご退職おめでとうございます。
長い間ご指導頂きましてありがとうございました。
これからも健康に留意されお元気でお過ごしください。
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あとがき
送別会の挨拶の例文をご紹介しましたが、シチュエーションごとにフレーズもいろいろあります。
また各々の上司とのエピソードが加わることでより感動的な贈る言葉となるでしょう。
ねぎらいの言葉と感謝の言葉を心を込めて送ってください。