異動や転職（退職）するときの送別会ですが、自分が送られる側ならどんな挨拶をしますか？
これまで一緒に働いてきた職場の仲間にどんなお別れの言葉が相応しいのでしょう。
そこで送別会の挨拶で送られる側の例文について調べてみました。
送別会の挨拶で気をつけたいポイントとは？
まず送別会で挨拶をする場合にどんなことに注意して準備すればいいのか、そのポイントについてみてみましょう。
挨拶の時間は？
長い挨拶はどんな場面でも嫌われるので短く簡潔にまとめたいところです。
しかし難しいのは主役の送られる側の挨拶が短すぎるのもあっさりしすぎてしまいおすすめできません。
- 短かすぎる
- 長すぎる
勤続年数や職場の状況にもよりますが3分ぐらいにまとめて順番に話すのがいいでしょう。
挨拶に含めたい内容とは？
送別会の挨拶で送られる側が話すべきことは
会社や仲間への感謝の言葉です。
その感謝の言葉を軸にして他に話したい事を付け加えていくとブレないのでおすすめです。
他に何を話せばいいのか思いつかないという場合は一度箇条書きに書き出してから取捨選択して組み立てるといいですね。
またもう一つ大事なのが
異動や退職などの期日です。
大勢いる職場などでは自分がいつ異動や退職になるのか知らない方もいるかもしれません。
引継ぎなどで支障がでないためにも必ず伝えておきましょう。
送別会の挨拶で送られる側の例文は？
では続いて送別会の挨拶の例文についてみてみましょう。
送別会の送られる側の挨拶といってもシチュエーションは人それぞれです。
そこで
異動（転勤）の場合
転職（退職）の場合
この二つのケースにわけてご紹介します。
送別会の挨拶で異動の場合
異動の場合は送別会の後も同じ会社ですから今後も現在の仲間と仕事上のやり取りがあることも考えられます。
もしかしたら異動先が同じフロアーの別の部署という場合や同じビル内で階が変わるだけということもあるでしょう。
また遠方ということもあるのでこのような機会に伝えておくことは大事です。
そのため挨拶では必ず異動する日付と異動先の部署（支店など）を話しておく必要があります。
では異動の場合の挨拶の構成です。
送別会を開いていただいたお礼
異動する日付と異動先の部署
これまでの感謝の言葉
今後の抱負
健康や発展を祈る言葉
このような構成にすると挨拶の例文は以下のようになります。
本日は私のためにこのような送別会を開いていただきましてありがとうございます。
また先程は部長をはじめ皆さまより温かいお言葉を頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。
私○○は、この度○月○日付けで○○支店に異動することになりました。
こちらで過ごした○年間は本当にあっという間でした。
温かい皆様に支えられ感謝することばかりです。
これからは今までに教えて頂いたことやこれまでの経験を活かして力を発揮したいと思います。
部長をはじめ、皆様には本当にお世話になりました。
最後に皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。
今まで本当にありがとうございました。
送別会の挨拶で転職（退職）の場合
転職（退職）の場合は送別会が終わると今当たり前に毎日顔を合わす人と二度と会わないかもしれません。
そういう意味でこれまでを振り返り感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
また転職（退職）後はどうするのかについて興味のある人もいるかもしれません。
聞かれた場合は話せる範囲で話せばいいでしょう。
では転職（退職）の場合の挨拶の構成です。
送別会を開いていただいたお礼
退職する日付
これまでの感謝の言葉
退職後のこと
健康や発展を祈る言葉
このような構成にすると挨拶の例文は以下のようになります。
本日は私のためにこのような送別会を開いていただきましてありがとうございます。
また皆さまより温かいお言葉を頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。
私○○は今月いっぱいでこの職場とお別れすることになりました。
ここで過ごした○年間は皆様に支えられとても充実した日々を過ごすことができました。
短い期間でしたが本当にお世話になりました。
退職後は仙台に帰り実家の工務店を継ぐ予定です。
最後に皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。
今まで本当にありがとうございました。
退職理由は人間関係や待遇のことなどデリケートな内容ということもあるため必ず話す必要はありません。
もし聞かれた場合は当たり障りのないことを言っておけばいいでしょう。
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あとがき
送別会の挨拶で送られる側の挨拶の内容は異動か退職かで話すことも少し違います。
しかしお世話になった感謝の気持ちを伝えるという点では同じです。
これまでを振り返り具体的なエピソードがあれば付け加えることでより感動的な挨拶になるでしょう。