宴会の終わりで大事なのは締めですよね。
締めというと一本締めなどの手締めをするのが定番だと思います。
でも一本締めを行う人はどんな挨拶をすればいいのでしょうか?
また三本締めや一丁締めなどとの違いについてもご紹介します。
一本締めの挨拶の仕方とは?
一本締めをするときに悩むのが挨拶です。
指名されて立ち上がって突然始められないからこそ考えてしまいますよね。
どんな言葉をいえばいいのでしょうか?
宴会の最後をピシッと締めると全てが上手く行った感じになりますので終わりは肝心です。
そうなるとそこで話す言葉も意味のあることを短くまとめてカッコよく締めたいところですね。
一本締めの挨拶のセリフはこのようになります。
「○○の発展と皆様のご健康を祈念いたしまして一本締めを行いたいと思います。」
「準備はよろしいでしょうか?」
「それではお手を拝借、イヨー」
(パパパン!パパパン!パパパン!パン!)
「ありがとうございました。」
一本締めの前にはしっかりとした締めの挨拶があることが前提になっています。
その後に続くのが一本締めですので、一本締めの挨拶は手短にした方がいいでしょう。
会社の場合なら会社の発展や集まった方の健康を願うために行うというのが一般的な挨拶の言葉となります。
また他にも三本締めや一丁締めなど似たような手締めがいくつもあります。
会場の様子を見て勘違いしているようであれば軽く説明してから始めた方が揃いやすいと思います。
「パパパン!パパパン!パパパン!パン!の一本締めでいきます。よろしいでしょうか?」
こんな感じに一言あれば安心です。
一本締めと三本締めとの違いとは?
一本締めではなく三本締めの場合はどんな違いがあるのでしょうか?
三本締めは文字通り一本締めの3回分に相当します。
(それではお手を拝借、いよーっ)
パパパン!パパパン!パパパン!パン!
で終わりの一本締めに対して三本締めの場合は
(それではお手を拝借、いよーっ)
パパパン!パパパン!パパパン!パン!(よっ)
パパパン!パパパン!パパパン!パン!(もういっちょ)
パパパン!パパパン!パパパン!パン!(ありがとうございました)
と合いの手を交えて行うのが普通です。
一本締めと言っているのに三本締めと勘違いする人はいないと思いますが間違えると揃わなくなり締まりません。
また、おめでたい席などでは三本締めの方が相応しい場合もあります。
そんなときに一本締めと勘違いすると揃わないだけでなく失礼ですので注意しましょう。
一本締めと一丁締めの違いとは?
さらにややこしいのが一丁締めです。
一丁締めとは何かというと
(いよーっ)
パン!
という一回だけ叩く締めになります。
一本締めと一丁締めと言葉も似ていますのでこれを勘違いする人は多いです。
まして宴会の会場には大勢の人がいるので全員が勘違いしないという方が難しいのではないでしょうか。
一丁締めをするときは余程周りのメンバーが把握していない限り「いよーっパン!の一丁締めでいきますね」という一言の確認が大事です。
毎年うちの会社は一丁締めだからというのであればいいですが一人違うだけでかなり目立ちます。
あとがき
締めの挨拶とは別に一本締めの挨拶の仕方についてご紹介しました。
一本締めは行う前に行う理由をのべるのが一般的です。
会社であれば会社の発展のために、またこの会場に集まって頂いた方々の健康を願うためというのがいいですね。
そのように話すことで会場が一つになります。
終わりよければ全てよしというように締めは大事ですから最後まで手を抜かないようにしましょう。