お客様に出す年賀状の一言添え書きはどのようなことを書けばいいのでしょう?
年末は繁忙期でお店も忙しいですよね。
年賀状なんて印刷して出してしまえばいいなんて思っていませんか?
でも、いざ書こうと思っても何をどのように書けばいいかわかりませんよね。
そこで年賀状の一言添え書きで店舗のお客様へ送る場合の例文をご紹介します。
年賀状の一言添え書き。お客様に出す場合のポイントは?
お客様宛てに一言添え書きをする場合に大事なポイントについてご紹介します。
ポイントは全部で5つあります。
1.手書きで書く
2.お客様名を入れる
3.昨年の感謝を伝える
4.今年のお付き合いをお願いする
5.ご来店を促す言葉
では一つ一つ詳しく見ていきましょう。
手書きで書く
大事なお客様であれば印刷ではなく一枚一枚手書きで書く方が受け取ったときの印象はいいはずです。
しかし取引をしている全てのお客様となると件数が膨大なこともあるでしょう。
それを通常業務を行いながら店長一人で期日までに作成するのは現実的とはいえません。
そこで数字責任のあるマネージャーや副店長、チーフなどと相談し手分けして仕上げるようにするといいでしょう。
お客様名を入れる
店舗から出す郵便物だからとお客様各位などと書くと受け取る側としてはDM(ダイレクトメール)のような印象を受けるかもしれません。
お世話になっているお客様に手書きで書くわけですからお客様名を入れるといいでしょう。
昨年の感謝を伝える
初売りや来年を促す前に日頃の感謝を伝える方が先です。
印刷された文面と重複しないように言葉を選びましょう。
具体的なエピソードが書ければ気持ちがより伝わりやすいと思います。
今年のお付き合いをお願いする
昨年のお礼を書いたら続いて、今年も変わらぬお付き合いをお願いしましょう。
なんだかんだいっても店舗は利用していただけるお客様がいればこそです。
ご来店を促す言葉
店舗などの場合、年賀状を出すのはお客様にご来店いただくことが一つの目的です。
ご来店をお願いするには店舗に足を運びたくなる理由が必要ですので、初売りなどの企画を実施する旨を伝えます。
新年の挨拶からセールスするのはくどいと思う方もいるかもしれません。
しかしお得なセールがあるときにお得意様に声をかけないのもまた失礼な話です。
企画内容はさりげなくお伝えし、お会いできることを楽しみにしていますというような言葉で締める方がいいでしょう。
年賀状の一言添え書き。お客様へ日頃の感謝の言葉
日頃お世話になっているお客様に年の初めに感謝を伝えましょう。
お世話になっているといってもお客様によってその内容もそれぞれ。
昨年のことを思い出してお客様に沿った一言を書くのが理想的です。
【かための一言】
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は何かとお引立てを賜り誠にありがとうございました
昨年も弊店をご贔屓にしてくださり誠にありがとうございました
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます
旧年中は格別のお引き立てをいただきありがたく御礼申し上げます
旧年中は私どもの商品をご愛顧いただきありがとうございました
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠に有難うございました
【個別の一言】
○○様とご縁をいただきましたことに感謝申し上げます
○○の件では大変お世話になりました
○○のお話大変勉強になりました
先日は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました
先日はお忙しいところご来店いただきありがとうございました
年賀状の一言添え書き。お客様へ新年の抱負
日頃の感謝に続いてお客様へ伝える抱負です。
今年の決意を短くまとめ変わらぬご愛顧をお願いしましょう。
本年も皆様のご期待に沿えるよう一層の努力を重ねてまいります
今後とも末永くご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます
本年も皆様にご満足いただけるよう一層の努力を重ねてまいります
今後とも変わらぬお引立てのほどよろしくお願い申し上げます
新しい年を迎え皆様にはこれまで以上にご満足いただけるようにスタッフ一同気持ちを新たにしております
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
これからもさらなるサービスの向上をはかり皆様に愛されるショップを目指します
本年もどうぞよろしくお願いいたします
今年もスタッフ一同力を合わせ皆様に魅力的な商品をお届けいたします
本年もどうぞよろしくお願いいたします
年賀状の一言添え書き。来店を促す言葉
最後に来店を促す言葉で締めるといいでしょう。
○○様のご来店を楽しみにしております
○○様にお会いできるのを楽しみにしています
新年はΟ月Ο日より皆様のご来店をお待ち致します
新年は○日10時より初売りを開催いたします ぜひご来店ください
年賀状の一言添え書き。友達・親戚・上司・目上の人・取引先へ贈るメッセージ例文
あとがき
毎年会社から初売りセールのDMばかりでは露骨に買って欲しいとアピールしているようなものです。
日頃お世話になっているお得意様であれば年賀状を出しておいた方がいいでしょう。
ただ葉書代も経費ですから無限に出すわけにはいきません。
ある程度の基準を設けて一部のお得意様だけに特別に出すようにするといいでしょう。
また来店を促す言葉で締めるのが一般的ですが、真冬ですからお客様の健康に配慮した言葉も良いと思います。