米寿とは長寿のお祝いですが、何歳のお祝いでしょう。
また米寿をお祝いするとき、どんなやり方で祝うといいのでしょうか。
さらに米寿のプレゼントには何がいいのでしょうか。
このような米寿のことについてご紹介します。
米寿とは?
米寿とは何歳のお祝いなのでしょうか。
また、数え歳なのか、満年齢なのかについても気になるところです。
米寿は何歳のお祝い?
米寿は88歳のお祝いで、数え歳で88歳、満年齢で87歳のお祝いになります。
しかし近年では88歳の満年齢でお祝いする方も多くなっています。
米寿の由来としては、米という字を分解すると八十八となることから米寿とされ、江戸時代頃から広まったと言われています。
八という漢字が末広がりで縁起がいいとされ、八十八は八が重なり更に縁起がいい印象のあります。
米寿のお祝いのやり方は?
米寿のお祝いのやり方については、家族や親しい友人などが集まり食事をしたり、お祝いのプレゼントを渡したりするのが一般的になります。
日程にも特別な決まりはなく、米寿を迎える本人の誕生日や、敬老の日、また親戚が集まりやすい正月やお盆、GWなどそれぞれの家庭の諸事情によって違いがあります。
88歳といえば、ご高齢ですから本人の体調を一番に気にかける方がいいでしょう。
もし病院に通院していたり、何かしら健康に不安があるような方であれば、お祝いの日程も慎重に検討した方が良いと思います。
真夏や真冬などよりも、寒暖の差があまりない過ごしやすい季節の方がいいかもしれません。
また、旅行など遠距離の移動などは当日本人が体調が悪くなることも予想できますので、できれば避けておいた方が無難です。
何より本人の体調が安定している時期に無理のないお祝いを計画するといいでしょう。
米寿のプレゼントは何がいい?
米寿のプレゼントは何がいいのでしょうか。
長寿のお祝いにはテーマカラーがあり、米寿の場合は黄色、または金色になります。
ただ、せっかくいただくプレゼントでも米寿を迎える本人が派手な色を好まないというケースもあるため迷われる方もいると思います。
そのような場合は、少し色を抑えめにした辛子色などがおすすめです。
長寿のお祝いといえば、赤いちゃんちゃんこが有名ですが、これは還暦のお祝いです。
米寿では、ちゃんちゃんこにこだわることなくマフラー、セーター、ストールなど普段身につけられるものなどがおすすめです。
他にも家族や孫の写真などのデジタルフォトフレームなども喜ばれるでしょう。
プレゼントであれば、なんでもいいというものでもありません。
杖や補聴器などは本人が年齢を気にして、年寄扱いされたと感じることもありプレゼントする場合には慎重に検討した方がいいでしょう。
本人の好みもありますので、今何が欲しいのか、何があると助かるのか、それとなく情報収集できればあらかじめ聞いておきましょう。
他にも死や苦を連想させるようなものを選ぶのはおすすめできません。
これからも長生きしてもらえるような願いをこめたプレゼントがいいでしょう。
あとがき
米寿についてご紹介しました。
88歳といっても人生100年と言われる時代ですので、元気な方も大勢います。
これからも長生きして欲しいという願いは身内であれば誰もが思うことですが、それと同時に年寄り扱いは本人にとって嬉しくないでしょう。
現在元気にお祝いできることを喜んで、これからもますます元気でいてもらえるようにしたいですよね。
いずれにしても、こういうおめでたい機会に家族や親戚が集まるのはいいことです。